無期転換は歓迎すべきもの?

ご訪問ありがとうございます。社会保険労務士の楠見です。


厚生労働省より「平成28年パートタイム労働者総合実態調査の概況」が発表され、パートの雇用管理の現状、働き方の実態などの結果が出ました。

 これを見てみると、パートの今後の希望する働き方の割合について、「パートで仕事を続けたい」が72.0%、「正社員になりたい」が18.9%という結果になっています。これを、年齢階級別にみると、20~29歳では「正社員になりたい」が4割を超えており、他の年齢階級より高く、また20歳以上では年齢階級が高くなるほど「パートで仕事を続けたい」と回答した割合がおおむね高くなっています。

 次に、正社員になりたいと回答したパートの正社員になりたいと考える理由(複数回答3つまで)別のパートの割合をみると、「より多くの収入を得たいから」が75.8%ともっとも高く、次いで「正社員の方が雇用が安定しているから」59.1%、「より経験を深め、視野を広げたいから」19.9%、「自分の意欲と能力を十分に活かしたいから」18.8%と続いています。

 

来年4月より有期契約の労働者の方から会社へ無期契約への転換申込みができるようになりますが、必ずしも無期転換を望んでいない方が少なくないことが分かります。

無期転換の準備もしている事業所も多いかと思いますが

色々な働き方を選べるように準備しておく必要があるかと思います。


仕組み作りに迷われていたら一度ご相談ください。

社会保険労務士オフィスくすみ

岡山市中区に事務所を構える社労士の楠見です。 どうぞ宜しくお願いいたします。

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